事業内容 | 神鋼ボルト

SERVICE DETAIL サービスについて

神鋼ボルトの技術

結実させた技術とノウハウを力に、
建設業界を支え続ける縁の下の力持ち

これまで用途に応じた多種多様な高力ボルトを開発し、お客様の現場のニーズに応えてきた当社。近年では、環境に配慮し、防錆性と耐久性に優れた高寿命ボルトの開発において、当社への期待が高まっています。培ってきた技術をさらに磨き、既存製品の改良と新製品開発の二本柱で建設業界のニーズに応えてまいります。

神鋼ボルトの品質

品質に妥協なし。全工程で厳格な
品質管理を徹底し、高度な要望にお応えしています

当社は厳格な品質管理システムを採用し、製造の全工程で細部にわたって各種検査を徹底し、高品質な製品を安定的に供給できる体制を整備しています。製品の品質への要望が多様化するなか、お客様の高度な要求に対して迅速にお応えするとともに、次世代に向けた新製品開発にも積極的に取り組んでまいります。

検査内容
形状・寸法試験、引張試験、硬さ試験、締付試験、すべり試験（受託）

生産設備について

一貫生産であらゆるニーズに高品質な
モノづくりで応え、品質向上に取り組んでいます

開発・設計から製造・出荷までの一貫した生産体制で、高品質な製品を生み出し、お客様の幅広いニーズに応えています。最新の設備を備えた工場では、日々業務の改善を行い、技術と品質向上に努めております。また、「エコアクション21」の認証を取得し、環境への社会的責任を果たして地域との共生を図っています。

ボルトフォーマー

線材（線状に圧延された鋼材）を投入し、常温で圧造加工してボルトの形状に成形します（冷間圧造）。その後、ねじ山が刻まれた工具にボルトを挟みながら回転させてねじ山を成形します（ねじ転造加工）。
ナットフォーマー

電気で加熱した棒鋼を投入し、鍛造加工してナットの形状に成形します（熱間鍛造）。中心部を打ち抜き後、その穴にねじ切りを行い製品に仕上げます（ねじ切削加工）。
熱処理ライン

製品の強度を決める工程です。成形されたボルトを高温で熱し、急激に冷やす『焼入れ』によって鋼を硬くします。そこから再度加熱する『焼戻し』によって焼入れで得られた鋼の硬さに加え、粘りのある強靭な製品に仕上げます。
梱包ライン

最終検査後のボルト・ナット・座金をセット機で組み合わせ、箱詰めしていきます。その後、自動梱包ラインに搬送された製品箱にボルトの品種・サイズ等を印字して封函します。封函後は品種毎に仕分けてパレット上へ積み込まれます。
検査棟

ボルト・ナット・座金の最終検査を行っています。製品の形状や寸法、硬さ、強度、締付、接合部の引張の許容応力といった定められた基準を満たしているか、製品に不具合がないかなど、検査項目は多岐にわたります。
製品倉庫

梱包ラインで箱詰し、パレットに積み上げた製品を倉庫で保管しています。常時汎用品を在庫しており、お客様からの注文に応じて出荷しています。
事務所棟

地上３階建ての本社事務所棟には各部のスタッフが集結。会社の中枢機能を担います。開放感あふれるオフィススペースのほか、多目的ミーティングルーム、食堂、大浴場を完備し、従業員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう快適な環境を整えています。

主な設備

製造設備	冷間ボルトフォーマー : 6 台熱間ナットフォーマー : 1 台ナット焼戻炉 : 1 基熱処理ライン : 2 基
仕上設備	ボルトセッター : 11 台梱包機 : 7 台ロボットパレタイズシステム : 1 基
検査設備	万能試験機 : 2 台引張試験機 : 1 台ロックウェル硬さ試験機 : 1 台ボルト試験機 : 3 台自動デジタルひずみ測定器 : 3 台表面形状測定器機 : 1 台